スシコラについて。

よく考えたら僕のカンスト武器スシコラやんけ!w と正気に戻ったのでやっぱり書くことにしました。初めにスシコラの記事を書かなかった理由もあるにはあるのですが、それはまた後ほど。


1.スシコラとは。


正式名称はスプラシューターコラボ。現在はオクタシューターなどの亜種も追加されました。サブはスプラッシュボム、スペシャルはジェットパックとなっています。過去作からの愛用者も多く、まさにSplatoonを象徴する武器と言えるでしょう。

役割は基本的に前衛。機動力を活かして、相手を掻き乱したり、潜伏からのアンブッシュを行ったりと多種多様な立ち回りが可能です。

個人的にはかなりの強武器だと思います。可能性の化身って感じがするから使ってて楽しいしね。


2.スシコラとアイツ


ところが、どうしても勝てない相手というのが少なからず存在します。もちろん普通にやってた所でバレルやチャーをキルすることはできません。そういう話じゃない。

同じ前線武器にも関わらず、あらゆる面でスシコラに「キツい」と思わせる武器があるわけですね。

お察しの方も多いと思いますが、マニューバ系統です。

ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜キツい。多分スシコラ担いでガチマ潜ったらあそこまでズルい武器ないんじゃないの?って思うくらいにはキツい。

もちろんクアッドデュアルなんか論外にキツいですが、差別化出来てる分まだマシです。スシコラを使う上で避けては通れない、最もキツい相手は、マニュコラです。

仕事、立ち位置的にはほとんど同じ。ジェッパも吐けるなど、ある程度似通った両者ですが、決定的な違いが有ります。

『スライド』ですね。

マニューバ系統のみに許された、圧倒的な対面性能の基盤を成しているこのアクション。これがスシコラにとって何を意味するのか。

前述した通り、スシコラとマニューバは同じ立ち位置、仕事を要求されることが多いです。噛み砕いていえば、前線を張ることが重要になります。

その過程において、Bボタンを押して転がれるマニューバとBボタンを押してちょっと飛ぶだけのスシコラと、どちらが対面に影響力を持つかは一目で分かります。

スライドにもそれ相応のデメリットがあるのは確かですが、不思議なことにマニュの射程はスシよりも長く、同程度の実力の両者がミラーした場合、恐らくマニュコラの方が有利となるでしょう。スライドするだけで相手を撹乱できますし。なんかよくわかんないけど射程長いし。

つまり、前線を張る=敵のキル、対面を最も要求されるスシコラよりも、マニュコラの方が対面性能が高いと言えるのです。

また、スペシャルのジェットパックについてですが、若干の修正が入ったとはいえ、未だにマニュコラの方がスペシャルポイントは少ないまま。ここで、メイン、サブの性能を鑑みた時、どう考えてもマニュコラの方が回転率が高くなってしまいます。

「あれ?勝ってるとこあるの…?」

そんなことはない、とも言い切れないのが現状です。差別化したいのであれば、メインの取り回しで相手を上回る他ありません。しかし、これは相当の難易度と言えるでしょう。主観に過ぎないのですが、正直マニュコラ練習する方が今後求められる人材になりうると思います。

(だからスシコラの記事を書くつもりはなかったです。マニュでよくね?ってなっちゃうのが嫌でした。)


3.スシコラの未来


「んじゃなんでお前スシコラ使ってるの?」となるでしょうが、初めに言うなら楽しいからです。

それ以上でもそれ以下でもありません。前作からずっと使ってるし、使ってる時がすごく楽しいから。それに見合うだけの強さなら兼ね備えているからです。

まぁ正直に言うとマニュコラよりもオブジェクト使ったムーブ取りやすいから、そういうことしたいんですよね。よく「たいじムーブ」って言われるような魅せプレイとか大好きなタイプなので。

前項でも述べましたが、メインの取り回し次第では、十分上位へと食い込むことができる武器です。敷居自体はそれほど高くもありません。X帯の人がS帯でスシコラ持ったとしても、ある程度の勝率は保てるでしょう。

そこで、そんなスシコラをどうやってレベルの高いガチマッチで勝てるようにするのか。対抗戦、大会で実用圏内に持っていくにはどうすべきなのか。

もちろんプレイヤースキルを磨くことは必須です。スシコラの性能を十分に引き出すには、トリッキーなムーブと、それを安定して行うだけのキャラコン技術が要求されます。当然といえば当然ですが。

ただ、それと同様にギアについて考える必要があります。

前述した通り、多種多様な立ち回りを取ることができるのがスシコラの1つの強みです。ひとえに前線を維持すると言っても、なにをコンセプトにするかによってギアは変わってきます。

編成、環境、ステージ次第でこれらを使い分け、キャラコンを磨いていくことが、スシコラを使う上で大切になっていきます。

あくまで1つの例に過ぎませんが、自分のギアを紹介します。

①ゾンビ型
f:id:ramutarou3:20180716143014j:plain

一般的とも呼べるスシコラのギアですね。ガチマでアホほど見かけます。前へ出るきっかけを生み出すことに重点を置き、デスのデメリットを減らすことで打開の試行回数や選択肢を増やそう、というギアです。よく言われていることですが、決して突っ込んでいいわけではありません。復短ギアは「デメリットを減らす」だけです。それをよく理解した上で運用する必要があります。

②速度型
f:id:ramutarou3:20180716143424j:plain

機動力に特化しつつ、対面性能を上げることが可能となるギア構成です。相手の裏を取ったり、素早く対面を仕掛けたりと、敵のラインを掻き乱す動きが得意です。現環境ではあまり見かけませんが、自分は困ったらこれを出すことが多いように感じます。

③スペ強型
f:id:ramutarou3:20180716143816j:plain

強いと言われるジェットパックをさらに強化します。冗談抜きでジェッパ吐いたら2キルは取れるので、キル数は増えると思います。ただ、ジェットパックでキルを取れなかった場合、ただのお荷物に成りかねません。その点は注意が必要です。

④サブインク型
f:id:ramutarou3:20180716144401j:plain

何言ってんだこいつって感じですよね。自分もそう思います。マニュに勝てなくて心を痛めた結果に行き着いたのがこのギアなのですが、対面する直前にボムを転がして相手の行動を制限→キルを取ってやろうという魂胆から生まれました。案外刺さります。ステは選ぶけどね。打開は難儀するかと思いますが、スシコラにとっては別にいつものこと。抑えに入ったときに存分にボム投げていって、相手に圧力をかけましょう。

以上4種が、僕の運用するスシコラです。

それぞれによって意識することは違いますし、判断基準にもズレが生じます。

ゾンビ型だった場合は前に出て攻撃を仕掛ける場面だったとしても、速度型だったら機動力を活かして後ろまで下がる選択を取る、という感じですね。

自分のしたい事、立ち回りを明確にして動くことが、スシコラの強みを引き出すことに繋がります。


4.よくある疑問についての僕の考え


Q.スペ減って実際どうなの?やっぱいるかな?

A.積めるなら積むべきだと思います。自分はあまりスペ減にギアを割きたくない、というか余裕が無いのでよく渋ってることが多いです。

Q.復短の最低ラインは?

A.1.1、もしくは0.5~。早くなったと体感出来るラインがここなので、自分はここを意識してます。

Q.ステジャン微妙じゃない?

A.自分は後衛、もしくは後ろにいるプレイヤーに安全に飛びたいという理由で採用しています。前線に飛びを入れるシーンも少なくはないですが、上記の飛び方を意識しています。後衛に飛び先見られにくいっていうだけでも、割と復帰の意識変わるので、微妙ということはないかなと思います。


5.最後に


どっかに書こうと思ってたのに忘れてたのでここで書きますが、スシコラのキルレ批判は無粋だと考えてます。

っていうのも、現環境でスシコラ持って、少なくともある程度の実力のある相手と戦って、コンスタントにキルデス比上振れるプレイヤーなんて早々いないと思うんですよね。勿論それは甘えだとも取れますし、全員がそうだとは言いません。ただ、前を押す意識があるなら基本的にデスは嵩みます。

あのスシコラがどんなムーブをしてるか、したいのかをこの記事を元に考え、少しでも「立ち回り」への理解に繋がれば幸いです。バカ凸はダメだけどネ。

誰もが1度は触れたであろう武器ですし、Splatoonを象徴するほどの武器です。あと強いです。多分。よければ使ってみてください。

拙い文章でしたがここまで読んでくれた皆様、

ありがとうございました。

らむ

チャージャーとは。

〇はじめに

らむです。ちょっとした思いつきでブログを作ってみることにしました。特に面白いこともないかと思いますが、記事を覗いていただけると、『あ、こいつこんな風に考えてるのかぁ』とか、『そういう人間なんだなぁ』程度には分かるのかな(?)と思うので、暇な時にでもゆったりと読んでくださると嬉しいです。


Splatoonのことで。

タイトルにもしましたが、チャージャーについて話していこうかなと。実際、偉そうに話せるほどの力があるとは言えないでしょうが、せっかく自分のブログだし、勇気と節度を持ってお話することにしました。


1.そもそもチャージャーとは。


端的に言えば後衛武器、別のゲームであれば所謂「狙撃銃」と呼ばれるポジションの武器ですね。こんなブログ見に来てる方ならご存知のことと思います。

基本的に他の武器と比べて射程が長く、相手を1回の攻撃でキルできるという強みを持っている反面、エイムの仕方、オブジェクトに関わりにくい武器性能、機動力の低さなどの様々な要素から『難しい、上級者向け』といった印象を持たれています。

また、Twitterで「チャージャー」と検索をかけていただければすぐに分かりますが、基本的に罵詈雑言で溢れかえっています。それほどヘイトの対象になりやすい武器なのです。次項ではその事について触れていきます。


2.ユーザーからのチャージャー批判


少々残念なことに、Splatoon界隈では「味方批判」が日常茶飯事です。対人ゲーである以上、このような味方批判は仕方ないことなのですが、『チャージャー』というカテゴリに対する批判は、正直「異常」と言ってもおかしくないレベルです。

何故ここまでヘイトの対象となるのでしょうか?

これは前述した、『オブジェクトに関わりにくい』という要素が大きく関わると自分は考えています。

C帯からA帯といった低~中レート帯でははっきりとしたことは分かりませんが、ある程度のレベルまで行くと、チャージャーの立ち位置はほとんど決まったものになっていると気づいて頂けると思います。
(例:チョウザメのスポンジ前の高台 etc)

これがよく言われている「強ポジ」に当たります。

ここに立てれば強い、仕事ができるというわけです。

逆に言えば、ここに立てていない時のチャージャーは、極端に仕事量が落ちます。他の武器ならば、裏取り等で別の展開に持ち込むことが出来ても、決して機動力の高くないチャージャーがそれをした所で、常人にはまともなリターンを得ることはできないでしょう。

というわけでどうやって強ポジを維持するかと考える訳ですが…

3つの大きな壁にぶつかりますね。
最初に言ってしまうと、

一、圧倒的なメイン性能を誇る様々な武器
二、理不尽を押し付けるスペシャ
三、チャージャーを殺すステージ構造

となります。

大方想像が付くと思うのでかなり割愛しますが、高いキル性能を持つブラスター系統や圧倒的な対面性能を誇るマニュ系統。前線も後衛も薙ぎ払う理不尽なスペシャルたち。裏取りから曲射まで、何でもありの死角盛り沢山ステージ。

あげればキリがないです。

そして、今現在、前述した要素の多くは『環境武器』と呼ばれる武器たちが多く保有しています。

このようなことから、そもそも強ポジに立てない=オブジェクトに関与できないまま試合が進み、結局大した仕事ができずに試合終了。

そりゃ批判の対象ですよね。結果見たら何もしてないの『チャージャー』なんですし。


3.チャージャーの生き方


ところが、「じゃあやっぱりクソ武器なの…?」とはなりません。先程の文面だけ見れば、いかにも…といった感じでしたが、エリアのXランキングの上位にチャージャーが紛れ込むことも少なくありません。ここ最近の大会では、たくさんのチャージャー使いが、優勝か準優勝といった輝かしい功績を残しています。

一体どういうことなのか?

ここからは完璧な持論ですので、なんとも言えないと言われるとそれまでなのですが、チャージャーの仕事はあくまで『キル』だと考えています。

もちろん、それが全て!何よりも優先すべき!といった訳ではありません。

ここでお話しなければならないのが、チャージャーという武器は『フォローが下手、内侍はできない』こと。

前作なら半チャがあったのでまだよかったものの、今作はそれがありません。それ故に、味方のフォローをする時にも「フルチャ」を利用することが多いです。

「あれ?それフォローなの?」

となるわけですね。

フルチャ当ててキル取れたなら、別にその前の過程って無くても大丈夫じゃない?、ということです。

言葉の受け売りにはなりますが、性能が自己完結してるとも言えます。

であれば、メイン性能である射程、キル性能をどれだけ相手に押し付けることができるのか、に重点を置くべきであり、それが最も生かされるケースが『キル』なのです。

周知の通り、チャージャーの射程は全武器中でもトップクラスです。相手の手の出せない位置からキルを取り、前線の動きやすい状況を作ることこそが、チャージャーの仕事です。


4.チャージャーの生かし方


結論からいえば、『前衛・中衛に敵のヘイトを釣る動きをして貰うこと』です。(あくまで僕個人の意見です)

体を晒している相手、かつ空中にいる相手はチャージャーにとっておやつです。故に、対面中、索敵中の相手に対するチャージャーの圧力は全武器中でも最高クラスとなります。

だからこそ、相手を釣って、チャージャーが『抜きやすい』状況を作って欲しい。デスしても構わないので、『前に出て、相手の位置を割り出してほしい』というのが本音です。

多くのチャージャー使いが

「前に出てくれ〜!!!!!」

と言ってるのはそういうことです。

潜伏、塗りなど多くのアプローチでとにかく『ラインを上げつつ、相手を引っ張り出すこと』が、チャージャー使いが味方に求めていることです。


5.あとがき


つらつらと書いてきましたが、何があろうと僕の大好きな武器で、きっとこれからも使っていきます。

自分の文を読んで、少しでもチャージャーへの理解、興味が深まればとても嬉しいです。

多少厳しい目を向けられ兼ねませんが、とっても楽しい武器なので、よければ使ってみて下さいな!

らむ