チャージャーとは。

〇はじめに

らむです。ちょっとした思いつきでブログを作ってみることにしました。特に面白いこともないかと思いますが、記事を覗いていただけると、『あ、こいつこんな風に考えてるのかぁ』とか、『そういう人間なんだなぁ』程度には分かるのかな(?)と思うので、暇な時にでもゆったりと読んでくださると嬉しいです。


Splatoonのことで。

タイトルにもしましたが、チャージャーについて話していこうかなと。実際、偉そうに話せるほどの力があるとは言えないでしょうが、せっかく自分のブログだし、勇気と節度を持ってお話することにしました。


1.そもそもチャージャーとは。


端的に言えば後衛武器、別のゲームであれば所謂「狙撃銃」と呼ばれるポジションの武器ですね。こんなブログ見に来てる方ならご存知のことと思います。

基本的に他の武器と比べて射程が長く、相手を1回の攻撃でキルできるという強みを持っている反面、エイムの仕方、オブジェクトに関わりにくい武器性能、機動力の低さなどの様々な要素から『難しい、上級者向け』といった印象を持たれています。

また、Twitterで「チャージャー」と検索をかけていただければすぐに分かりますが、基本的に罵詈雑言で溢れかえっています。それほどヘイトの対象になりやすい武器なのです。次項ではその事について触れていきます。


2.ユーザーからのチャージャー批判


少々残念なことに、Splatoon界隈では「味方批判」が日常茶飯事です。対人ゲーである以上、このような味方批判は仕方ないことなのですが、『チャージャー』というカテゴリに対する批判は、正直「異常」と言ってもおかしくないレベルです。

何故ここまでヘイトの対象となるのでしょうか?

これは前述した、『オブジェクトに関わりにくい』という要素が大きく関わると自分は考えています。

C帯からA帯といった低~中レート帯でははっきりとしたことは分かりませんが、ある程度のレベルまで行くと、チャージャーの立ち位置はほとんど決まったものになっていると気づいて頂けると思います。
(例:チョウザメのスポンジ前の高台 etc)

これがよく言われている「強ポジ」に当たります。

ここに立てれば強い、仕事ができるというわけです。

逆に言えば、ここに立てていない時のチャージャーは、極端に仕事量が落ちます。他の武器ならば、裏取り等で別の展開に持ち込むことが出来ても、決して機動力の高くないチャージャーがそれをした所で、常人にはまともなリターンを得ることはできないでしょう。

というわけでどうやって強ポジを維持するかと考える訳ですが…

3つの大きな壁にぶつかりますね。
最初に言ってしまうと、

一、圧倒的なメイン性能を誇る様々な武器
二、理不尽を押し付けるスペシャ
三、チャージャーを殺すステージ構造

となります。

大方想像が付くと思うのでかなり割愛しますが、高いキル性能を持つブラスター系統や圧倒的な対面性能を誇るマニュ系統。前線も後衛も薙ぎ払う理不尽なスペシャルたち。裏取りから曲射まで、何でもありの死角盛り沢山ステージ。

あげればキリがないです。

そして、今現在、前述した要素の多くは『環境武器』と呼ばれる武器たちが多く保有しています。

このようなことから、そもそも強ポジに立てない=オブジェクトに関与できないまま試合が進み、結局大した仕事ができずに試合終了。

そりゃ批判の対象ですよね。結果見たら何もしてないの『チャージャー』なんですし。


3.チャージャーの生き方


ところが、「じゃあやっぱりクソ武器なの…?」とはなりません。先程の文面だけ見れば、いかにも…といった感じでしたが、エリアのXランキングの上位にチャージャーが紛れ込むことも少なくありません。ここ最近の大会では、たくさんのチャージャー使いが、優勝か準優勝といった輝かしい功績を残しています。

一体どういうことなのか?

ここからは完璧な持論ですので、なんとも言えないと言われるとそれまでなのですが、チャージャーの仕事はあくまで『キル』だと考えています。

もちろん、それが全て!何よりも優先すべき!といった訳ではありません。

ここでお話しなければならないのが、チャージャーという武器は『フォローが下手、内侍はできない』こと。

前作なら半チャがあったのでまだよかったものの、今作はそれがありません。それ故に、味方のフォローをする時にも「フルチャ」を利用することが多いです。

「あれ?それフォローなの?」

となるわけですね。

フルチャ当ててキル取れたなら、別にその前の過程って無くても大丈夫じゃない?、ということです。

言葉の受け売りにはなりますが、性能が自己完結してるとも言えます。

であれば、メイン性能である射程、キル性能をどれだけ相手に押し付けることができるのか、に重点を置くべきであり、それが最も生かされるケースが『キル』なのです。

周知の通り、チャージャーの射程は全武器中でもトップクラスです。相手の手の出せない位置からキルを取り、前線の動きやすい状況を作ることこそが、チャージャーの仕事です。


4.チャージャーの生かし方


結論からいえば、『前衛・中衛に敵のヘイトを釣る動きをして貰うこと』です。(あくまで僕個人の意見です)

体を晒している相手、かつ空中にいる相手はチャージャーにとっておやつです。故に、対面中、索敵中の相手に対するチャージャーの圧力は全武器中でも最高クラスとなります。

だからこそ、相手を釣って、チャージャーが『抜きやすい』状況を作って欲しい。デスしても構わないので、『前に出て、相手の位置を割り出してほしい』というのが本音です。

多くのチャージャー使いが

「前に出てくれ〜!!!!!」

と言ってるのはそういうことです。

潜伏、塗りなど多くのアプローチでとにかく『ラインを上げつつ、相手を引っ張り出すこと』が、チャージャー使いが味方に求めていることです。


5.あとがき


つらつらと書いてきましたが、何があろうと僕の大好きな武器で、きっとこれからも使っていきます。

自分の文を読んで、少しでもチャージャーへの理解、興味が深まればとても嬉しいです。

多少厳しい目を向けられ兼ねませんが、とっても楽しい武器なので、よければ使ってみて下さいな!

らむ